
夏の編み物と言えば麻紐バッグや麦わら帽子を連想しますよね。
かぎ針と夏糸を使って簡単に雑貨や小物を作ることが出来るんです。
夏糸と呼ばれる糸にも様々なものがあります。
様々な夏糸をご紹介します。
麻
麻で撚られた(よられた)、ハンドメイド用の糸。
一口に麻と言っても、様々な種類の麻があり、編み物用のものはもちろん、荷造り用麻紐も編み物に使われます。
「麻」とは植物から作られる繊維の総称のこと 。
麻と呼ばれる素材の糸をご紹介します。
リネン糸
亜麻から作られる天然繊維で、 衣類やタオルのような日用品に使われることが多いようです。
亜麻から作られる天然繊維で柔らかく、かつ強靭であることから上等な繊維として愛されてきました。
引用:手芸の山久
ラミー
苧麻(ちょま)という多年草の植物で繊維は茎の靭皮(じんぴ)部から採取されます。
太くて長い繊維で、天然素材の中で一番強いと言われているようです。
ハリ感が強く肌への刺激は強いようで、清涼感があります。
白く絹のような光沢があるようです。
こちらも衣類や日用品として出回っています。
ラミー糸については編み物用としてあまり出回っていませんでした。
リネンと区別されずに販売されていることもあるようです。
ジュート
黄麻(こうま)という植物から作られる繊維とのこと。
通気性に優れていて、水分の吸収、放出が早いため夏場に最適な素材のようです。
以下のサイトに詳しく紹介されていました。

ヘンプ
大麻(たいま)という植物から作られる繊維。薬物大麻と繊維向け大麻は品種が別だそうです。
編み物やミサンガなどの小物に用いられる事が多い印象です。
荷造り用麻紐
荷造り用にも麻紐がありますが、これをバッグなどのハンドメイドに利用することも出来ます。

麻紐でのバッグや小物などの編み物に利用される方が多く、量も多いのでコストパフォーマンスにも優れています。
最近では100円ショップに様々な麻紐が販売されていて、これを利用する方が増えています。
ラフィア
素材としてのラフィアは椰子の葉で作られていますが、手芸用ラフィアにはラフィア風糸が多く販売されています。
ラフィアは麦わら帽子に使用されていた素材で、様々な素材でラフィア風の糸を見つける事が出来ます。
ラフィア椰子
ヤシの葉を加工して作られた天然の繊維。
風通しがよくムレにくい、夏のお出かけにぴったりの素材です。
天然素材は、固いと使っていくうちに割れてしまうことがありますが、独特の柔軟性があるため、使い込むごとにしなやかに柔らかくなっていきます。また、使ううちに色味の経年変化を楽しむことができるそうです。
本来のラフィアとはこのラフィア椰子素材を言います。

コットンラフィア(綿)
コットンラフィアは手芸、編み物、ハンドメイド初心者の方に編みやすく、おすすめの手芸糸です。
引用元:コットンラフィア 楽天市場店
※帽子は一本取り、バッグは二本取りを推奨しております。
ペーパーラフィア
綿パルプなどのペーパー素材のラフィア風糸です。
レーヨンラフィア
植物繊維から作られた「再生繊維」を使用し、土の中で分解されるので環境に優しい。
引用元:【毛糸 ピエロ】 メーカー直販店
焼却しても有害物質はほとんど発生せず、独特の光沢があり染色性・発色性に優れています。
化学繊維の中で最も高い吸湿性があり、濡れに弱いので強度が著しく下がります。
天然のラフィアより柔らかくしなやかで長持ち。
ハマナカ エコアンダリヤ
ハマナカのエコアンダリヤ、とても有名ですよね。
実はレーヨン100%の糸なんです。
バッグ、帽子、インテリアまで幅広く使える春夏手芸の代表格。
豊富な色数、サラサラの手ざわり、針のすべりが良く編みやすい仕立てです。
コットン(綿)
ビニール紐
いわゆる荷造り用のビニール紐。
元々ハンドメイド用ではありませんが、バッグや小物を編む方が増えています。
レース糸
レース編み用の細い糸で、細いレース用のかぎ針を使用して編みます。
夏小物としてはバッグや帽子などしっかり目のものではなく、巾着やドイリーなど軟らかく薄い編地になるので小物が向いています。
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まとめ
いかがでしたか?
夏糸、サマーヤーンと言っても様々です。
麻と言っても多くの種類があることがわかりました。
ここではご紹介していませんが、デニムヤーンやTシャツヤーンも夏向け雑貨におススメです。
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